今週から札幌、新潟、小倉の開催がスタート。栗東所属馬の主戦場は「小倉」になるが、芝レースは1200mか1800mと選択肢が少ない。よって1400m、1600mといった距離を求めたり、長い直線を求めると「新潟」でのデビューを視野に入れるというのが近年の傾向でもある。
実際、2017年2回新潟開催では40頭の栗東所属馬がデビューして、5頭が勝ち上がり。その中にはラッキーライラック(栗東・松永幹夫厩舎)やサンリヴァル(栗東・藤岡健一厩舎)と春のクラシックでも好走した馬名もあるだけに、今年も新潟デビュー組には注目すべきだろう。
【7月28日(土) 小倉芝1200m】
◆ミルメルシー(牝、父ダノンシャンティ、母ミルトス、栗東・安達昭夫厩舎)
2代母のタケショウティアラ(父ニホンピロウイナー)は現役時代に芝で3勝、...