「新馬戦」(29日、新潟)
ディープインパクト産駒の
ビックピクチャー(牝、栗東・藤原英)が、日曜新潟6R(芝1400メートル)の牝馬限定戦でデビューを飾る。半姉に15、16年
ヴィクトリアマイル連覇などG1・3勝の
ストレイトガールを持つ期待の良血馬だ。
19日の1週前追い切りでは、福永を背に栗東CWで併せ馬。一杯に追われて6F81秒5-37秒0-12秒2の好タイムを記録し、同格馬に先着を果たした。荻野助手は「馬の状態は悪くない。体は390キロぐらいで小さいけど、キャンターを見ると小ささを感じさせない。動きはいいですし、気持ちも前向きです」と仕上がりの良さを強調する。
姉も厩舎に在籍していたが、「顔が似ているし、気が強いところも。根性娘ですね」と姉との類似点を口にする。「姉ぐらい走ってくれれば。初戦から面白い競馬ができそうです」と期待を込めた。小さな“根性娘”が姉超えに向け、越後路で第一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ