28日、イギリスの
アスコット競馬場で行われた
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(G1・芝2400m・7頭)は、後方からレースを進めたJ.ドイル騎手騎乗の
ポエッツワード(牡5、英・M.
スタウト厩舎)が、3番手から抜け出したW.ビュイック騎手騎乗の
クリスタルオーシャン(牡4、英・M.
スタウト厩舎)との、完全に後続を離したマッチレースをクビ差制し優勝した。勝ちタイムは良馬場で2.25.84。
3着は
クリスタルオーシャンから9馬身離れてO.ペリエ騎手騎乗の
コロネット(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)が入った。なお、欧州の古馬王者・
クラックスマン(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)は、馬場状態次第で出走の可能性があったが、良馬場となったことにより回避した。
ポエッツワードは父
Poet's Voice、
母Whirly Bird、
その父Nashwanという血統。G1ではいまいち勝ち切れないレースが続いていたが、前走の
プリンスオブウェールズS(G1・芝2000m)で
クラックスマンを破りG1初制覇、さらに今回の勝利で大レースを連勝と本格化を迎えた。通算成績は17戦7勝。また、同馬を管理するマイケル・
スタウト師はこのレース6勝目となった。