先週から始まった2回新潟開催、今週も引き続きメイクデビューが行われている。昨年は芝1400mでアーモンドアイ(桜花賞、オークス)、芝1800mでタイムフライヤー(ホープフルS)などがデビューしていた。
今週はG1馬の弟妹が多数デビュー予定、早くも来年のクラシックが展望できるかもしれない。
◆ソルドラード(牡、父ロードカナロア、母ラドラーダ、美浦・藤沢和雄厩舎)
2017年のダービーを制したレイデオロの異父弟。ゲート試験に合格後はノーザンファーム天栄でトレーニングを積み、7月4日に再入厩してからも順調に追い切りの本数を重ねてきた。先週は坂路で4F54.7-39.3-25.3-12.3をマーク。先導役の古馬を目標に置き、ラスト1Fを軽く伸ばした。
「暑い中でも順調に乗ってきた。きょうだいの中では気性が穏やかでコントロールも利くし、逞しくて立派な馬体をしている。1歳上のレイエンダ(現3戦3勝)もそうだけど、この一族は競走能力が高い。いいスピードがありそうだし、まずはマイルぐらいがいいんじゃないかな」と藤沢和雄調教師。8月4日、新潟の芝1600mをC.ルメール騎手で予定している。
◆ドナアトラエンテ(牝、父ディープインパクト、母ドナブリーニ、美浦・国枝栄厩舎)
2012年の牝馬3冠(桜花賞、オークス、秋華賞)、12&13年のジャパンCを連覇、翌14年のドバイシーマクラシックに有馬記念と国内外でG1を7勝したジェンティルドンナの全妹。こちらも...