「
小倉記念・G3」(8月5日、小倉)
混戦を断ち切る。2月の
小倉大賞典で重賞初制覇を果たした
トリオンフが2つ目のタイトル獲得へ意欲を燃やす。
強敵ひしめくG1の
大阪杯は8着に敗れたが、続く
新潟大賞典4着、前走の
鳴尾記念ではレコード記録で勝った
ストロングタイタンに0秒1差の2着と、重賞戦線で安定した走りを披露。「前走の内容は良かった。調整もうまくいっています」と須貝師は手応え十分な様子だ。
快勝した
小倉大賞典は後続に2馬身半差をつけた圧巻のV。「強い勝ち方だったし、コース相性は悪くない」と指揮官が話すように、同馬は小倉で〈2100〉と得意にしている舞台だ。
25日の1週前追い切りは栗東CWで3頭併せ。6F81秒6をマークして、ラスト1Fは11秒7の好時計で先着し、好調をアピールした。「今はイレ込むことがなくなった。体調は維持できているし、夏バテの心配もない。乗りやすい馬ですよ」と阿南厩務員は信頼を寄せる。
今回は
武豊との初タッグ。年に2レースしかない、小倉芝中距離重賞連覇へ突き進む。
提供:デイリースポーツ