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小倉記念・G3」(5日、小倉)
大きなス
トライドから繰り出される豪快なフットワーク。小倉滞在中の関東馬
サンマルティンが1日、絶好調をアピールした。ダートコースで長めから追われたが、手応えは余裕たっぷり。楽に6F84秒4-38秒5-12秒1を刻んだ。
昨年は後方からメンバー最速の上がりで伸びたものの、わずかに届かず2着。勝ち馬とは鼻差で明暗を分けた。椎本調教厩務員は「接戦で負けたので、気持ちを緩ませないようにゴール前で伸ばした。いい動きだったし、イメージ通りの走り」と追い切りの意図を説明する。
惜敗から1年-。半年ぶりだった前走を快勝して再びこの舞台に戻ってきた。「前走は内で壁をつくってジョッキー(池添)がうまく導いてくれた。気性面の成長が見られる。今は落ち着きがあるし、昨年よりも今年の方が調整がしやすい」と充実ぶりを強調し、雪辱に燃える。「いい結果を残して大きなところへ向かっていけたら」。重賞初制覇を皮切りに、さらなる高みを目指す。
提供:デイリースポーツ