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レパードS・G3」(5日、新潟)
サラブレッドにとって猛暑は大敵。過酷な状況が続くなかで、クローズアップされるのが暑さへの適応力だ。先週、新潟の
アイビスSDを制した
ダイメイプリンセス、そして同日の小倉メイン・
佐世保Sを制した
オールポッシブルはともに、夏場の好走歴があった。
レパードSに挑む
ビッグスモーキーは、昨年8月の新潟で2着デビュー。今や3歳ダート界で頂点に君臨する
ルヴァンスレーヴには格の違いを見せつけられたが、4着以下とは10馬身以上の差が開いたように、同馬の走りも決して悪くなかった。何より、暑い時季に好走できた事実は大きい。
2週続けて栗東CWでしっかりと負荷をかけたように元気いっぱい。「体つきは立派なぐらいなので、しっかりとやりました。体の張り、毛ヅヤは申し分ありません」と清水久師も状態面に自信を深める。夏の同舞台で汗を流した記憶は貴重な財産。1年ぶりの新潟の地で、成長した姿を披露する。
提供:デイリースポーツ