今週新潟競馬場ではダービー馬
レイデオロの半弟など血統的にも期待の大きい馬たちがデビューする。注目の3頭について、各調教師のコメント。
【8月4日(土)】
■新潟5R 芝1600m
・
ソルドラード(牡2・美浦・
藤沢和雄、父
ロードカナロア、
母ラドラーダ、母
父シンボリクリスエス、2017年のダービー馬
レイデオロ、デビューから3連勝中の
レイエンダの半弟)
藤沢調教師
「走る馬ですよ。兄たちよりも気性がおっとりしていて穏やかですね。大きな期待を持っています。
ロードカナロア産駒なので、マイルは合うでしょう。木曜日(8/2)に新潟に輸送して、金曜日(8/3)に競馬場でスクーリングをしてレースに臨む予定です」
【8月5日(日)】
■新潟5R 芝1800m
・
ドナアトラエンテ(牝2・美浦・
国枝栄、
父ディープインパクト、
母ドナブリーニ、母
父Bertolini、全姉に2012年の牝馬3冠ほか12、13年と
ジャパンC2連覇、14年の
有馬記念、14年
ドバイシーマクラシックなどGI7勝の名牝
ジェンティルドンナ)
国枝調教師
「牝馬のわりにドッシリとして落ち着きがありますね。たださほど大きな馬ではないので、新潟競馬場に早めに輸送して滞在で調整してレースに臨みます。調教でもしっかりしたフットワークで走っていますので、直線の長い新潟コースは合うでしょう」
■新潟6R 芝1400m
・
ユナカイト(牝2・美浦・
木村哲也、
父ヨハネスブルグ、
母フサイチパンドラ、母
父サンデーサイレンス、母は2006年の
エリザベス女王杯馬、半姉に今年の
桜花賞、
オークスと牝馬2冠の
アーモンドアイ)
木村調教師
「今週(8/1)の追い切りも動きが良かったように、1週ごとに良化しています。気が入っている馬なので、初戦から力を発揮してくれるでしょう。ただ今後のことを考えると、競馬を使った後も気持ちのコントロールができて落ち着きを保っていけるようにと考えています」
(取材・文:佐々木祥恵)