「
関屋記念・G3」(12日、新潟)
中京記念4着の
フロンティアが、96年
エイシンガイモン以来、22年ぶりの3歳馬Vに挑む。手綱を取る福永は「昔とは育成も違うし、過去のデータは関係ないよ。前走は3着の
リライアブルエースと差はなかった。向こうは斤量2キロ増だけど、こっちは据え置き。それを考えたら力上位」とキッパリ。勝てばサマーマイル王の座も大きく引き寄せるだけに、意気込みは増すばかりだ。
8日には栗東坂路で最終リハに騎乗し、併せた僚馬に先着。「いいですね。前回より体の切れがいい」と上積みにも期待する。「前走は外を回ってうまく乗れなかった。この馬自身、新潟は実績があるし、いい競馬ができると思う」。中内田厩舎の重賞初V(16年新潟2歳S=
ヴゼットジョリー)は、ユーイチのエスコートだった。同じ越後のマイル戦で、再びこのタッグが輝きを放つ。
提供:デイリースポーツ