26日(日)新潟競馬場で行われる第38回新潟2歳ステークス(GIII)に出走予定の
アンブロークンについて、追い切り後の
手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。
「新馬戦は、期待通りの走りで、結果が残せて良かったなと思います。
レース後は放牧に出しました。初戦は1800mのレースで、途中掛かるところがあったので、距離を少し短くしようと思い、新潟2歳ステークスを目標にして、1ヶ月くらい前に戻しました。美浦に帰ってきてからは順調にきています。
先週
セダブリランテスと併せていい動きだったので、直前はあまり負荷をかけないようにと思ったのですが、こちらが思っているより、今朝の追い切りでは時計が出てしまいましたが、それだけ体調が良いのかなと思います。動きも良かったです。
2歳にしてはしっかりした馬で、調教していても注文がつきませんし、こちらの思い通りの時計で動いてくれて、しっかり反応してくれます。
兄弟は皆、気性が難しいようですが、デビュー戦を使った後も、
テンションが上がったりする事無く、今のところは問題ありません。
新潟は直線が長く、時計が速く、上がりも速くなりますが、デビュー戦の内容を見ると、重馬場で時計も平凡、上がりもそれほど速い訳ではありません。ですが、デビュー戦でああいう馬場を走れた事や、調教の過程、内容を考えると、新潟の芝だったら、速い時計にも対応できると思いますし、しっかり走れると思いますので、コース替わりは気にしていません。
去年は1番人気で失敗してしまいました(
ムスコローソで12着)。今年はそこまで人気はないかもしれませんが、いい形で迎えられますので、人気以上に走ってくれるのではないかと思います」
(取材:中野雷太)
ラジオNIKKEI