本日22日、栗東トレセンに今年のダービー馬である
ワグネリアンが放牧先のノーザン
ファーム天栄から帰ってきました。
写真をご覧になってもわかるとおり、体全体、とくにトモのあたりにボリュームが出ましたね。
「はい。体全体に幅が出ましたね。トモのあたりはとくに。ひと夏越して、いい感じですね」(担当の藤本助手)
帰厩時の馬体重は485キロとのこと。
「レース当日は、今よりは減りますが前走よりはプラス体重で出走することになると思います」
厩舎内で久しぶりに
ワグネリアンの顔を見たのですが、あのクリっとした眼をキョトンとさせていて、いかにも「お休み明けです!」という感じの優しいノンビリした顔つきでした。
「明日から乗り始めますが、レースが近づくにつれてまたピリッとした顔に変わっていくと思います」
復帰戦は
神戸新聞杯(9月23日、阪神・芝2400m)を予定しています。
「はい、初戦からいい競馬ができるように仕上げていきますし、それに対応できるタイプですね。ダービー馬としていいレースをさせたいと思っています」
その後については、
神戸新聞杯の内容から決定していくとのことでした。
ひと夏越しての成長はもちろんですが、まだまだその奥がありそうです。この秋もあのキレッキレの末脚が見れるのを楽しみにしています!
(取材・文:花岡貴子)