スマートフォン版へ

【キーンランドC】ナックビーナス充実 鞍上はモレイラ!人馬ともに初タイ獲る

デイリースポーツ
  • 2018年08月23日(木) 06時00分
 「キーンランドC・G3」(26日、札幌)

 雷雨に見舞われた函館競馬場。退厩期限の関係で数時間後に札幌への輸送を控えた各馬が22日、追い切りを行った。過去2年5、3着のナックビーナスは芝コースで単走追い。力強い脚取りでラスト1F12秒8をマークした。鞍上に迎えるのは絶好調モレイラ。自身も16年札幌記念モーリス、キーンランドCシュウジの2着が最高で、いまだJRA重賞勝利がないだけに、ここで人馬ともに初制覇を決めたい。

 鳴り響く雷も豪雨もお構いなしだ。ナックビーナスは函館芝で単走追い。ぬかるんだ馬場をものともせず、水しぶきを上げる力強い走りで4F56秒9-41秒6-12秒8をマーク。絶好調をアピールした。

 当初予定していたウッドチップからコースを変更。「雨が降ってチップは悪いと思ったので」と田面木助手は説明する。札幌への輸送が数時間後に控えているとあって、ソフトな仕上げとなったが、「先週びっしりとやっているし、思っていた通りの時計。最初は雷を気にしていたけど、あれだけ鳴ると慣れちゃうよ。動きも良かった」と満足げに話した。

 3年連続のキーンランドC出走。16年が5着、昨年が3着と着順を上げた。そして、今年3月のG1・高松宮記念では3着に奮闘。「全体的にしっかりとしてきた。以前はイライラする面があったけど、それもない。成長した」。仕上げ人は良化ぶりに目を細める。

 休養明けだった過去2年とは違い、今年は函館スプリントS(3着)をひと叩きしての参戦。「使ったのは大きい。過去2年は期間が短かった。今回は調整が楽。充実しているし、一番いい状態」と胸を張る。

 鞍上には札幌リーディングを走るモレイラを迎える。抜け出してフワッとする面があるのも惜敗続きの理由だが、手応え以上の伸びを引き出すのは“マジックマン”の真骨頂でもある。「どうやって乗ってくるか。5→3着ときたから、次は1着かな」と田面木助手は笑った。意外にもモレイラはJRA重賞は未勝利。人馬の初重賞制覇に大きな期待がかかる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す