「新潟2歳S・G3」(26日、新潟)
アンブロークンとのコンビで、新潟2歳Sに挑む
石川裕紀人騎手(22)=美浦・相沢=が燃えている。22日に美浦Wでの最終追い切りにまたがり感触を確かめた。「思ったより時計は速くなりましたが、それだけ状態がいい証拠だと思います。先週よりも良かったです」。2週続けて追い切りに騎乗し、上昇ムードをつかんでいる。
6月の新馬戦では、東京の1800メートルでややスムーズさを欠きながらも、能力の違いを見せつけて快勝。今回は距離がマイルに短縮されるが、「極端なスローにならなければ折り合える。今年の新潟の馬場はボコボコになっていないし、ムチャクチャ乗りやすいです。切れ味勝負でも見劣らないと思います」と自信をのぞかせた。
今週の
アンブロークン、そして来週の
新潟記念にも同じ手塚厩舎の
セダブリランテスで参戦予定。17年7月の
ラジオNIKKEI賞で、自身初の重賞制覇を挙げた相棒だ。「手塚先生にはいい馬ばかり乗せていただいているので、何とか結果を出したいですね」とキッパリ。残り2週となった夏の新潟開催を、きっちり締めくくる。
提供:デイリースポーツ