25日にアメリカのサラトガ競馬場で行われた3歳限定のト
ラヴァーズS(G1・ダ2000m・10頭)は、2番手でレースを進めたJ.カステリャーノ騎手騎乗のカ
トリックボーイ(牡3、米・J.
トーマス厩舎)が第4コーナーで、逃げるメンデルスゾーン(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)を捕らえ直線で突き放し優勝した。勝ちタイムは良馬場で2:01.94。
2着は4馬身差でメンデルスゾーン、3着は1馬身差でブ
ラヴァーゾ(牡3、米・D.
ルーカス厩舎)が入った。人気のグッドマジック(牡3、米・C.ブラウン厩舎)は9着だった。
カ
トリックボーイは
父More Than Ready、母
Song Of Bernadette、
その父Bernardiniという血統。通算成績はこれで9戦6勝、G1は前走のベルモントダービー招待S(芝2000m)に続き2勝目。今回のト
ラヴァーズSは“真夏のダービー”とも呼ばれ、1着賞金67万ドル(=約7400万円)の格の高いレース。ダートでもG1タイトルを手にし、今後のさらなる飛躍が期待される勝利となった。