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小倉2歳S・G3」(9月2日、小倉)
無傷3連勝でのタイトル獲りなるか。
シングルアップが27日、重賞制覇に向けて意欲を燃やす。
阪神芝7Fのデビュー戦を快勝すると、迎えた前走の
フェニックス賞は果敢にハナを切り、直線で後続馬を突き放す好内容。単勝1・5倍の人気に堂々応えた。佐藤助手は「前走は最後も反応できていたし、素軽さが出てきた」と振り返り、「新馬戦を勝った時点で
小倉2歳Sを目標に。新馬戦の後に一度放牧に出し、牧場では操縦性を高める馬のつくりをしてきた」と、ここまでの調整過程を明かした。
デビューの時点で馬体重は518キロ。放牧を挟んだ2走目では14キロ増加し、532キロに成長。見栄えのする体が持ち味だ。「スピードにたけていて、この時期にしては完成度は高いと思う。馬格も大きいですし、体幹がしっかりしている。これからもっと良くなっていくと思う」と期待は膨らむばかりだ。
仕上げ人は「3連勝で秋を迎えられれば。将来的にはマイルまで持ってほしい」と今後を見据える。ここできっちり結果を出し、さらなる飛躍への足掛かりとしたい。
提供:デイリースポーツ