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小倉2歳S・G3」(9月2日、小倉)
“出港準備”は万全だ。無傷3連勝での重賞制覇を狙う
シングルアップは29日、松山を背に栗東CWで単走。馬なりながら、軽快なフットワークで5F68秒8-39秒6-12秒6の時計をマークした。
見届けた寺島師は「前回は併せ馬で気が入ってしまったので、今回は単走に。1回使っていますし、しまいの反応を確かめる感じで。いい追い切りだったと思います」と納得の表情を浮かべた。
前走は積極的な競馬でラ
イバルを完封。メンバーで唯一2勝を挙げ、実績は上位の存在だ。「ムチを入れてからの反応が良かった。競馬で真面目ですし、馬格がしっかりしていてパワフル。二の脚が速いので、1200メートルの競馬は合っていると思います」と力強い。
厩舎は先週、土日連続で新馬戦を制し、騎乗する松山も小倉リーディング争いでトップに1勝差の2位につける。勢いに乗る“コンビ”が、小倉のラストを勝利で締めくくる。
提供:デイリースポーツ