1日にイギリスのサンダウン競馬場で行われたソラリオS(G3・芝1400m・6頭)は、中団からレースを進めたL.デットーリ騎手騎乗の
トゥーダーンホット(
Too Darn Hot、牡2、英・J.ゴスデン厩舎)が、直線で楽に抜け出し優勝した。勝ちタイムは良馬場で1:28.51。
2着は4馬身差で
アーサーキット(牡2、英・T.ダスコム厩舎)、3着には3.3/4馬身差でコンファイディング(牡2、英・M.
ミード厩舎)が入った。
トゥーダーンホットは父ドバウィ、母は2010年の
ドバイシーマクラシック(G1・芝2410m)で日本の
ブエナビスタらを破ったG1・3勝の名牝ダーレミ(
その父シングスピール)。全姉に現在圧勝続きの無傷3連勝中で、重賞未勝利ながら
凱旋門賞(G1・芝2400m)の前売りでも3〜5番人気ほどに設定されている
ラーティダー(牝3、英・J.ゴスデン厩舎)らがいる。8月に7馬身差で制したデビュー戦からの無傷2連勝で重賞タイトルを手にした。
この勝利を受け、ブックメーカー各社は来年の英ダービー(G1・芝2400m)に向けた前売りオッズで
トゥーダーンホットを1番人気としている。また、ソラリオSは今年の英ダービー馬マサー(牡3、英・C.アップルビー厩舎)が昨年勝利したレースでもある。