4日にアイルランドのネース競馬場で行われた一般戦(芝2400m・5頭)で、昨年の
凱旋門賞を制した
エネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)の半弟となるセン
トロイド(牡3、愛・D.ウェルド厩舎)が2戦目を迎えた。今回もD.マクドノー騎手を背に、好位から進めたが直線では伸びがなく、勝ち馬から13馬身離れた4着となった。
勝ったのはD.オブライエン騎手騎乗のサラセンナイト(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)。先手を取り、直線ではそのまま後続を突き放し優勝した。良馬場で勝ちタイムは2:33.40。同馬は父
Camelot、
母Za'hara、
その父Raven's Passという血統。
セン
トロイドは
父Dansili、
母Concentric、
その父Sadler's Wellsという血統。
Nathaniel産駒の半姉
エネイブルは昨年の欧州
年度代表馬で、厩舎は違えど同じくアブドゥラ殿下の所有馬。3歳夏という遅いデビュー戦で勝ち上がって今回が2戦目だった。
なお、
エネイブルは今週8日にイギリスのケンプトン競馬場で行われる
セプテンバーS(G3・AW2400m)で、昨年の
凱旋門賞以来の復帰戦を迎える予定。