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セントウルS・G2」(9日、阪神)
攻めに攻めた。これがカンフル剤となるか-。6日、朝一番の栗東CWに姿を見せた
ダイアナヘイローは、テンから勢い良く飛ばして
ハイラップを刻む。飛ばし過ぎた分、ラスト1Fはさすがに一杯となったが、はじき出した6F76秒2は今週、断然の一番時計だ。
動きを見守った大根田師は「(6F)81〜82秒の予定が、前を行く3頭併せを追い掛けてその気に…。最後は(13秒9と)時計を要したけど、全体時計の速さを思えばプラスマイナス0かな」と苦笑いを浮かべつつ、内容には合格点を与えた。
転厩後は9、7着。良績のある阪神でそろそろ変わり身を見せたい。「最近は競馬で落ち着いている。若い頃は掛かって抑えるのに苦労していたし、それぐらいがいいのかも知れない。蘇ってくれれば」-“闘魂注入”で輝きを取り戻したい。
提供:デイリースポーツ