8日にイギリスのケンプトン競馬場で行われた
セプテンバーS(G3・AW2400m・4頭)で、昨年の
凱旋門賞馬
エネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)がL.デットーリ騎手騎乗で今年初出走。
エネイブルは先手を取り、直線でも後続をまったく問題にせず、
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(G1・芝2400m)の2着馬
クリスタルオーシャン(牡4、英・M.
スタウト厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝。勝ちタイムは2:30.57。
エネイブルは父
Nathaniel、
母Concentric、
その父Sadler's Wellsという血統。昨年は英
オークス、愛
オークス、
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS、ヨークシャー
オークス、そして
凱旋門賞とG1を5連勝し、カルティエ賞
年度代表馬に輝いた。今年は膝の不安により始動が遅れていたが、不安を一掃させる走りで昨年10月の
凱旋門賞以来となる実戦を完勝し、貫禄を見せつけた。これで通算成績は9戦8勝。