8日(土曜日)午後、調教師
リチャード・ハノン、ハノン厩舎の見習い騎手ゲイリー・マーホンら5人を乗せた小型機が、ヘイドックパーク競馬場に隣接された滑走路に着陸後にオーバーラン。少し前に到着し、駐機場にいた別の小型機に衝突し、主翼部分が破損する事故が起きた。
幸いにしてハノン調教師らにケガはなく、また衝突された小型機でヘイドックパークに到着していたマイケル・
スタウト調教師、ライアン・ムーア騎手らも既に機体を離れており、難を逃れることが出来た。
この日のヘイドックパーク周辺は天候が悪く、滑走路は水が浮いた状態で、ハノン師らが乗った機はスリップし、制御が利かない状態に陥ったという。
一方、同日にサンダウン競馬場で行われた開催の第一競走に組まれたG3
セプテンバーS(AW11F219y)で
エネイブル(牝4)に騎乗し、勝利を収めた
フランキー・デトーリ騎手は、その後ヘリコプターでヘイドックパークに移動し、G1ス
プリントC(芝6F)に出走を予定していた
ジェームスガーフィールド(牡3)に騎乗予定だったが、ヘイドックパーク周辺の天候がその後更に悪化したため、ヘリコプターが飛べなくなって移動を断念。
ジェームスガーフィールドは、
リチャード・
キングスコート騎手に乗り替わりとなっている。
(文:合田直弘)