8日にイギリスのケンプトン競馬場で行われた
セプテンバーS(G3・AW2400m・4頭)に、昨年の欧州
年度代表馬エネイブル(牝4、英・J.ゴスデン厩舎)が出走。昨年10月の
凱旋門賞以来となる実戦だったが、
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(G1・芝2400m)の2着馬
クリスタルオーシャン(牡4、英・M.
スタウト厩舎)を3.1/2馬身差突き放し圧巻の逃げ切り勝利。
この結果を受けてブックメーカー各社は、10月7日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる今年の
凱旋門賞の前売で、
エネイブルを再び1番人気へと押し上げた。先月行われたヨークシャー
オークス(G1・芝2400m)以降は、同レースを制しG1・2勝目を挙げた
シーオブクラス(牝3、英・W.ハガス厩舎)を多くのブックメーカーが1番人気としていた。
また、日本から参戦予定の
クリンチャー(牡4、栗東・
宮本博厩舎)は、概ね33倍ほどの伏兵評価に設定されている。