IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された。今回は2018年1月1日〜9月9日の期間に行われた、世界の主要レースが対象。120
ポンド以上の39頭が掲載された。8月22日にイギリスのヨーク競馬場で行われた、欧州中距離路線の重要レースである
英インターナショナルS(G1・芝2050m)などが含まれている。
上位4頭に変動はなし。トップは引き続き130
ポンドのウィンクス(牝7、豪・C.ウォーラー厩舎)。無敗の
ブラックキャビアが持つ豪州の連勝記録を更新する26連勝を達成し、自身の持つ平地G1最多勝記録も「19」に更新している。
2位タイは129
ポンドの
ガンランナー(牡5、米・S.アスムッセン厩舎)と
ポエッツワード(牡5、英・M.
スタウト厩舎)。前者は1月に世界最高賞金額のレース・
ペガサスワールドCを勝利、有終の美を飾り種牡馬入りとなっている。後者は
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスSなどの優勝馬。
4位はその
キングジョージで僚馬
ポエッツワードとクビ差のマッチレースを繰り広げた
クリスタルオーシャン(牡4、英・M.
スタウト厩舎)で128
ポンド。
5位は今回含まれるようになった
英インターナショナルSを制した
ロアリングライオン(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)で127
ポンド。前回発表時は122
ポンドだった。
日本調教馬は、
大阪杯(GI・芝2000m)を勝利した
スワーヴリチャード(牡4、栗東・
庄野靖志厩舎)が121
ポンド20位タイ、
宝塚記念(GI・芝2200m)を勝利した
ミッキーロケット(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)が120
ポンド27位タイ。
英2000ギニーを制し英国クラシック制覇を達成した日本産
ディープインパクト産駒の
サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は
スワーヴリチャードと並び20位タイ。