「
神戸新聞杯・G2」(23日、阪神)
上昇一途だ。
エタリオウは19日、栗東坂路で単走追い。ラストに仕掛けられると反応良くフィニッシュ。4F53秒5-39秒0-12秒4をマークした。「54秒ぐらいで、という指示。順調にここまで来ている」と友道師は納得の表情を見せる。
13番人気の低評価に反発し、4着と健闘したダービーから4カ月。ひと夏を越して、「長距離に対応した体になった。10キロ増の出走になると思うけど、体が伸びた」と成長ぶりに目を細めた。デビューから掲示板を外さない堅実ぶり。「
青葉賞とダービーは最後だけ真面目に走った。しまいはいい脚だった」とトレーナーは振り返る。
大舞台をにらむ秋の始動戦。現状、
菊花賞出走は
ボーダーライン。賞金順では抽選対象となりそうなだけに、最低でも3着までに与えられる優先出走権が欲しい。「しまいを生かす競馬になるから外回りが合っていると思う」と舞台は合う。未勝利戦V後は2着4回の“善戦マン”が、成長を示す一撃を放つ。
提供:デイリースポーツ