【地方競馬】22日の盛岡競馬全レースが中止 禁止薬物陽性馬の新たな発生を受け「公正確保のため」
22日の盛岡競馬開催が「公正確保のため」全競走中止となることが20日、決定した。代替開催は行われない。23日、24日の開催は通常通り行われるが、出走予定全馬について禁止薬物の事前検査を行い、陰性となった馬のみが出走できることになる。22日の出走予定馬については、事前の検査に必要な期間の確保が困難であることから、開催の取り止めが決まった。
岩手競馬の公式サイトでは「ファンの皆様並びに競馬関係者の皆様へ」として、7月29日の盛岡競馬における禁止薬物陽性馬の発生を受け、再発防止に向け取り組んできたところ、今月10日に水沢競馬の出走馬から再び禁止薬物が検出されたことを、「当組合のみならず日本の競馬全体の信用失墜につながりかねない極めて重大な事案であると認識」する旨の発表がされている。
また、再発防止策として、「各厩舎への監視カメラを設置するほか、両競馬場における警備員の増員及び巡回回数増を行う」が挙げられている。