「
神戸新聞杯・G2」(23日、阪神)
ダービー馬の胸を借りてしっかり動いた。
青葉賞覇者
ゴーフォザサミットは美浦Wで3頭併せ。5F70秒2-40秒6-12秒8の時計で、
オールカマーに出走する厩舎の先輩
レイデオロ(4歳オープン)と併入し、
レッドオーガー(4歳1000万下)に1馬身先着した。騎乗した蛯名は「
レイデオロが後ろから来て併せ馬の形になり、最後まで食らいついていた。反応は良かったよ」と動きの良さを伝えた。
古馬と初対戦となった前走の
札幌記念は7着に敗れた。しかし、鞍上に悲観の色はない。「馬場が渋ってしまったからね。馬場が良ければもう少しやれたと思う」。着順は度外視。十分に手応えはつかんだようだ。今回は同世代同士の戦い。「春にあった差を、どれくらい詰めてくれるかだね」と期待を込めてうなずく。古馬にもまれてたくましさを増した素質馬が、春のリベンジに燃える。
なお、蛯名は19日に行われた調教師免許の第一次試験を受験。「自分のできる限りのことは出し切った」と感触を口にした。
提供:デイリースポーツ