「
サフラン賞」(30日、中山)
兄のG1制覇を後押しする。
ディープインパクト産駒の
コントラチェックは、
スプリンターズSに出走する
ムーンクエイクの半妹。兄も管理する藤沢和師は「お兄さんより穏やかだよね。性格は
バウンスシャッセに似てるかな」と、同じきょうだいで重賞3勝馬の姉を例に出して説明する。
ムーンクエイクは若い頃は激しい気性が影響し、思うような成績を上げられなかった。完成度という点では兄より上との見立てだ。
新馬戦こそ3着に敗れたものの、未勝利戦は2着に7馬身差をつけて圧勝。素質の高さを見せつけた。「初戦は内でもまれてチグハグな競馬になってしまった。2戦目はスタートを決めて楽に勝ってくれたね」と師も納得の勝利だ。今回の舞台は中山芝1600メートル戦。1ハロン短縮についても「問題はないでしょう」と笑顔を見せた。きっちり結果を出し、勝利のバトンを兄に手渡す。
提供:デイリースポーツ