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【凱旋門賞】日本人の感覚では“怖い”デザイン/パリロンシャンを訪ねる(新スタンド編)

  • 2018年10月05日(金) 14時05分
 今年は日本からクリンチャー(牡4、栗東・宮本博厩舎)が参戦予定の、10月7日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1・芝2400m)。パリロンシャン競馬場は今年4月8日に大規模改修工事からのリニューアルオープンとなり、この地では3年振りの凱旋門賞開催となる。

 そんなパリロンシャン競馬場を今回訪ねてみました。斬新なデザインが話題となった新スタンドのほか、パドックや周辺の風景を何回かに分けて紹介して行こうと思います。

■場内にも“金色”が

 今回はリニューアル後のパリロンシャンでももっとも話題となったであろう、新スタンドについてです。

 以前の白いスタンドとは全く違い、新スタンドは金色を基調としています(正直な印象としては、“金色”というよりも“黄土色”といった感じでした)。スタンド外観だけでなく、場内には随所にこの“金色”が用いられています(内馬場側からスタンドに繋がる連絡通路、パドック内の照明、ベンチの手すりなど)。

 そしてこの画像が、かなり話題にもなった、最上階のみ大きくせり出しているスタンドのデザイン。日本人の感覚としては、(恐らく地震などを意識して)かなり“怖い”印象を受けました。

 私たちは、その最上階のすぐ下、スタンド4階から観戦することができました。ゴール地点前です。4階の手すりは腰の高さよりも低く、外側に転落防止用のスペースも無いため、かなりのスリル。しかしその分、レースはとても見やすいように感じます。他階の手すりも同じようです。

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