7日、東京競馬場で行われた
毎日王冠(3歳上・GII・芝1800m)は、スタートを決めてハナに立ったJ.モレイラ騎手騎乗の1番人気
アエロリット(牝4、美浦・
菊沢隆徳厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、中団から追い上げてきた3番人気
ステルヴィオ(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒5(良)。
さらにクビ差の3着は6番人気
キセキ(牡4、栗東・
中竹和也厩舎)と8番人気
ステファノス(牡7、栗東・
藤原英昭厩舎)の際どい争いとなったが、
キセキに軍配が上がった。ハナ差で
ステファノスが4着。なお、2番人気
サトノアーサー(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)は6着に終わった。
勝った
アエロリットは、
父クロフネ、
母アステリックス、
その父ネオユニヴァースという血統。J.モレイラ騎手との初コンビで見事人気に応え、これからの大レースに向けて弾みをつけた。また、本馬はこの勝利で10月28日に行われる
天皇賞・秋の優先出走権を獲得した。