7日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われたフォレ賞(G1・芝1400m・15頭)は、中団後方から進めたP.ブドー騎手騎乗の
ワンマスター(牝4、英・W.ハガス厩舎)が、直線で鋭く伸び、最後はゴール前の大接戦を制し優勝した。勝ちタイムは良馬場で1:20.29。
2着は短頭差で
インズオブコート(牡4、仏・A.
ファーブル厩舎)、3着はアタマ差でダッチコネクション(牡6、英・C.ヒルズ厩舎)となった。
武豊騎手が騎乗した日本の
ジェニアル(牡4、栗東・
松永幹夫厩舎)はスタートでやや立ち遅れ最後方からとなり、14着となった。人気の
ポリードリーム(牝3、仏・F.ヘッド厩舎)は7着。
ワンマスターは父
Fastnet Rock、
母Enticing、
その父Pivotalという血統。前走の
フェアリーブリッジS(G3・芝1500m)を制して臨んだ初挑戦のG1で見事にタイトルを手にした。通算成績は8戦4勝。