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凱旋門賞・仏G1」(7日、パリロンシャン)
最下位に終わったフォワ賞から、一発逆転を狙った
クリンチャーだが、結果は17着大敗。プラン通り好位追走の競馬はできたが、直線入り口ではもう手応えがなく、最後は流してゴール板を通過した。
レース翌日は
シャンティイで静養。「馬には異常もなく元気です」と宮本師はホッとした表情を見せた。今後は14日に帰国の途へ。状態面が整えば、
有馬記念でG1初制覇を狙うことになる。
一方、7度目の
凱旋門賞挑戦を終えた
武豊は、再チャレンジの意欲をみなぎらせた。「馬場入場の時、新しいスタンドを見てかっこいいなと思いましたね。毎年この場にいたいし、いつかここで勝ちたい。日本馬は必ず勝てると思う。その時、僕がその背中にいたいね」。ユタカの心がくじけることはない。いちずに大きな夢を追い続ける。
提供:デイリースポーツ