秋華賞で
トーセンブレスと初コンビを組む藤岡祐介騎手(32)=栗東・フリー=が美浦トレセンに駆け付け、最終追い切りにまたがった。
Wコースで単走追いだったが、「きょうは感触を確かめるため乗りましたが、いい感じをつかめました」と笑顔。
阪神JF、
桜花賞でともに4着に健闘するなど早くから高い能力を示していた
ディープインパクト産駒には以前から注目していたという。「切れる脚を使うイメージがあって、乗ってみたいなと思っていた。騎乗依頼があった時はうれしかったですね」と念願かなってのコンビ結成に声を弾ませる。
今年はNHKマイルC(
ケイアイノーテック)で悲願のJRA・G1勝ちを達成。「G1を勝ったことでチャンスを頂けたと思う。一番の武器である末脚の切れを出せるように、しっかりいいレースをして頑張りたい」。関東馬で中央G1に挑戦するのは、17年
高松宮記念(
クリスマス=14着)以来7回目。直線勝負に徹して、番狂わせを演出する。(デイリースポーツ・北島稔大)
提供:デイリースポーツ