「
菊花賞・G1」(21日、京都)
2冠奪取へ-。
皐月賞馬
エポカドーロは岡田(レースは戸崎圭)が騎乗し栗東CWで11日、
コーカス(4歳1000万下)と併せ馬。2馬身半追走から併入を決め、6F86秒0-41秒0-11秒9をマークした。全体時計は平凡だが、ラストは自らハミを取って鋭く加速。1週前としては上々の動きだ。「指示通り。いい追い切りだった」。見守った藤原英師も満足げにうなずく。
「前哨戦が思った通りにいかなかったので」と指揮官が振り返るように、前走の
神戸新聞杯は発馬後に大きくつまずき4着。秋の始動戦を飾ることはできなかったが、勝手の違う後方からの競馬でも、一応の格好はつけたと言えるだろう。
未知の3000メートル戦に、「ダービーから600メートル延びる。やってみないと分からない」と話したが、「順調が何より。使ってさらに良くなっている」と好仕上がりを強調する。刻一刻と迫る決戦の日。ダービー馬不在のここは負けられない。
提供:デイリースポーツ