14日、京都競馬場で行われた
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)は、道中は中団後方に構えた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
アーモンドアイ(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線で大外から一気に脚を伸ばして、逃げ粘る5番人気
ミッキーチャーム(牝3、栗東・
中内田充正厩舎)を交わし、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒5(良)。
さらに1馬身差の3着に3番人気
カンタービレ(牝3、栗東・
中竹和也厩舎)が入った。なお、2番人気
ラッキーライラック(牝3、栗東・
松永幹夫厩舎)は9着に終わった。
勝った
アーモンドアイは、父
ロードカナロア、
母フサイチパンドラ、
その父サンデーサイレンスという血統。春は
桜花賞と
オークスを圧倒的なパフォーマンスで制覇。今回も
オークスからの直行をものともしない完勝劇を披露し、
メジロラモーヌ、
スティルインラブ、
アパパネ、
ジェンティルドンナに続く史上5頭目の牝馬3冠を達成した。
本馬を管理する
国枝栄調教師は、
アパパネに続く2度目の牝馬3冠を達成。史上初の快挙となった。また、鞍上の
C.ルメール騎手は昨年の
ディアドラに続く
秋華賞連覇を達成した。
【
C.ルメール騎手のコメント】
信じられない気持ちです。素晴らしい馬です。
今日は馬場入りから
テンションが高くて、ずっと心配していました。ゲートでもチャカチャカしてスタートはあまり良くありませんでしたし、3〜4コーナーでも前の馬が進まなくて大外から行かないといけませんでした。でも、そこからは素晴らしい脚を使って頑張ってくれました。
ファンタスティックホ−スだと思います。