「アイビーS」(20日、東京)
白毛の歴史が変わるかもしれない-。8月の新潟で未勝利を勝ち上がった
ハヤヤッコが、オープン特別で2勝目を狙う。
新馬戦こそ3着に敗れたが、2戦目で能力の高さを示した。後方から早めに進出し、4角では先頭に。直線で仕掛けられると瞬時に反応し、最後は後続に4馬身差をつけた。佐藤助手も「初戦は他馬を気にしていたが、前走は強い内容」とレースぶりを評価した。
これまでJRA通算21勝の白毛馬。地方では
ユキチャンが08年
関東オークスで重賞V(その後に南関東へ移籍して09年
クイーン賞、10年
TCK女王盃制覇)を飾っているが、JRAでは
ブチコが勝った16年上総S(1600万下)が最高だ。
「前走後は放牧に出して細い馬がたくましくなった」と、同助手は状態の良さを強調する。勝てばJRAでのオープン初勝利。内容次第では重賞、そしてその先にあるG1も視界に入ってくる。
提供:デイリースポーツ