今年のダービーを制した
ワグネリアン(牡3歳、栗東・友道)が、予定していた
天皇賞・秋(28日・東京)を回避することが16日、友道師から発表された。
神戸新聞杯で秋の始動戦Vを決めたが、満足のいく状態で出走できないと判断されたため。友道師は「前走後、時計は出していましたが、なかなか疲れが取れず、乗っている助手からも本来の走りではないという話を聞きました。まだまだ先のある馬ですし、今は無理をする時期ではないと判断し、大事を取って、今回は回避します」とコメントした。
今年の
天皇賞・秋は、16〜18年の3世代ダービー馬による対決が注目を集めていたが、無念のリタイアとなった。近日中に福島県のノーザン
ファーム天栄へ放牧に出される予定。今後については馬の様子を見ながら判断される。
提供:デイリースポーツ