21日、京都競馬場で行われた
菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、中団でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の7番人気
フィエールマン(牡3、美浦・
手塚貴久厩舎)が、直線で馬群の間を抜けて、早め進出から一旦は先頭に立っていた2番人気
エタリオウ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)との叩き合いを制し、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分6秒1(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に10番人気
ユーキャンスマイル(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)が入った。なお、1番人気
ブラストワンピース(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)は4着、3番人気
エポカドーロ(牡3、栗東・
藤原英昭厩舎)は8着に終わった。
勝った
フィエールマンは、
父ディープインパクト、
母リュヌドール、
その父Green Tuneという血統。ゴール前の激戦を見事制し、牡馬クラシック最後の1冠を手にした。キャリア3戦(今回が4戦目)での
菊花賞制覇は史上初。関東馬の
菊花賞制覇は2001年の
マンハッタンカフェ以来、17年ぶり。
【
C.ルメール騎手のコメント】
調教で乗って凄くいい感じで、前走も負けはしましたがいいレースをしていましたから、自信はありました。距離も心配していませんでした。
(ゴールした時は)負けたと思いました。直線は少し狭いところにいましたが、抜ける時の反応は凄かったです。ラスト50mでデムーロさんの馬がもうひと頑張りしたので、ギリギリでしたね。