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菊花賞・G1」(21日、京都)
またも悔しい銀メダルだ。2番人気に推された
エタリオウは中団を追走。直線で外から一気に先頭に躍り出るも、ゴール手前で内から鼻差だけ差される惜敗で、9戦して6度目の2着となった。
M・デムーロは「仕方ない。よく頑張ってくれている。いいレースをしているし、伸びてくれている。最後の脚が少し違った。勝ち馬がすごかったですね」と勝者をたたえた。
勝てば牡馬三冠完全制覇となっていた友道師は「流れも想定より遅かったし、目標がなくなって先頭に立ってからフワッとした。う〜ん、なかなか勝てないですね」。1勝馬は
菊花賞で未勝利という“歴史の壁”にはね返された形の惜敗に、厳しい表情を見せていた。
提供:デイリースポーツ