21日にイギリスの
アスコット競馬場で行われた英チャンピオンズロングディスタンスC(G2・芝3200m・6頭)は、3番手でレースを進めたL.デットーリ騎手騎乗の
ストラディバリウス(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)が直線で抜け出し、最後は2着の
トーマスホブソン(セ8、愛・W.マリンズ厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは重馬場で3:37.51。
3着には1馬身差でサーエレク(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が入った。
ストラディバリウス同様人気となっていた
フラッグオブオナー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)は4着。
ストラディバリウスは父
Sea The Stars、
母Private Life、
その父Beringという血統。通算成績は14戦9勝で、G1は3勝を挙げている。今年は全4レースを優勝すれば100万
ポンド(約1.5億円)のボーナスを獲得する「WHステイヤーズ
ミリオン」の完全制覇を含む無傷の5連勝となった。
ゴスデン師はこの勝利を皮切りにクイーンエリザベス2世S(G1・芝直線1600m)の
ロアリングライオン(牡3)、英チャンピオンS(G1・芝2000m)の
クラックスマン(牡4)と「
ブリティッシュ・チャンピオンズ・デー」に3勝を挙げた。