20日に東京競馬場で行われた富士S(GIII・芝1600m)で18着となった
ウインガニオン(牡6、栗東・
西園正都厩舎)は、レース後に右前脚の球節に剥離骨折が見つかり全治3ヶ月の診断。近走成績や年齢を踏まえ現役引退が決定した。22日、所属するウインレーシングクラブが発表した。今後は乗馬になる予定。
ウインガニオンは
父ステイゴールド、
母チャンネルワン、
その父ポリッシュネイビーという血統で、ダート重賞で活躍した
シルクメビウスの全弟。2014年10月に2歳でデビューし、初勝利は翌年6月の未勝利戦。通算成績は31戦8勝で、重賞は2017年の
中京記念(GIII・芝1600m)を勝利した。2017年のサマーマイルシリーズでは前記の
中京記念と
関屋記念(GIII・芝1600m)での2着により、15ポイントで
グランシルクとともに同点優勝となった。