11月6日に
オーストラリアのフレ
ミントン競馬場で行われる
メルボルンC(3歳上・豪G1・ハンデ・芝3200m・1着賞金400万豪ドル)。地元ブックメーカーTABにおいて3番人気に推されているのが、イギリスの3歳馬
クロスカウンター(セ3、英・C.アップルビー厩舎)だ。
前々走の
ゴードンS(英G3・芝2400m)は、コースレコードで逃げ切り勝ち。次走のグレートヴォルティジュールS(英G2・芝2400m)は追い込むも、同じゴドルフィンのオールドペルシアンに敗れて2着。先行できるスピードがありながら、瞬発力もあるということで、
オーストラリアで注目されている1頭だ。
オーストラリア到着後に検疫所で脚に外傷を負って出走が危ぶまれていたが、数日で運動を再開。騎乗予定のK.マカヴォイ騎手は10月31日の追い切り後に、
「状態は見るからに良さそうです。追走して追い切りましたが、楽に並びかけて最後の2ハロンは良く伸びてくれました。反応も良かったし、スタミナもありそうでした。大きな馬にしては機敏な動きもできる馬です。陣営も状態に満足しているようですし、レース当日は能力を発揮してくれそうです」と語っている。
昨年の
メルボルンCはアイルランドの3歳馬リ
キンドリングが優勝。2年連続で欧州3歳馬の優勝なるか。
なお、日本でも馬券は発売(インターネット投票のみ)され、11月6日7時00分から発売を開始する。発走は日本時間13時00分予定。
(取材・文:大薮喬介)