3日に
オーストラリアのフレ
ミントン競馬場で行われた距離1600mのG1ケネディーマイル(登録名カンタラS)は、補欠馬からの繰り上がり出走だったベストオヴデイズ(牡4、父アザムール)が優勝を飾った。
英国産馬で、ニューマーケットを拠点とする
ヒューゴ・パーマー厩舎から2歳夏にデビューしたベストオヴデイズ。3歳秋まで8戦し、G2
ロイヤルロッジS(芝8F)を含む2勝を挙げた後、豪州のジェームズ・カミングス厩舎に移籍。現地における5戦目となった前走、コーフィールドのG3クーンジーC(芝2000m)で豪州重賞初制覇を果たしての参戦だった。
ケネディーマイルのフルゲートは16頭で、ベストオヴデイズは優先順位17番目だったが、序列上位馬2頭が出走を取り消したため、無事にゲートイン。中団内埒沿い追走から、ゴール前で末脚を伸ばし、最後は半馬身抜けてG1初制覇を飾った。
なお、現在は補欠馬制度を導入していない
メルボルンCについて、主催者は2020年から、この制度を導入することを検討している。
(文:合田直弘)