7日、
船橋競馬場で行われた第64回
平和賞(2歳・ダ1600m・1着賞金1300万円)は、先手を取った瀧川寿希也騎手騎乗の6番人気
ヒカリオーソ(牡2、川崎・
岩本洋厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気
トーセンガーネット(牝2、浦和・
小久保智厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分43秒3(重)。
さらにクビ差の3着に11番人気
マイティウォーリア(牡2、北海道・
林和弘厩舎)が入った。なお、2番人気
カジノフォンテン(牡2、船橋・
山下貴之厩舎)は7着、3番人気
トーセンアイアン(牡2、船橋・
川島正一厩舎)は8着に終わった。
勝った
ヒカリオーソは、父
フリオーソ、
母ヒカリヴィグラス、
その父サウスヴィグラスという血統で、これが重賞初制覇。
【瀧川寿希也騎手のコメント】
「船橋競馬は4場で最も苦手で、そこで重賞が勝てたのは自信になります。未完成の馬ですので、ラチを頼らせようと思いました。行きたい馬が揃っていましたが、スタートを決めて、9番枠からでも無理くり行ってやるぞという気持ちで出していったら、上手く先手が取れて。本当に上手くいきました。
自分から進んでいこうというタイプではないので、あまり折り合わせてしまうと、急に捲られたりすると対応できませんので、油断せずにと思いました。道中の折り合いは完璧でした。直線は物見してたんですけど、気合いで持たせようと思いました。最後はちょっと苦しそうでしたので、馬に感謝したいです。
(同期の笹川騎手とのワンツーは)嬉しいです。学校で僕は下手でしたが、教えてくれたのが彼でした。僕たち若い騎手が競馬を盛り上げられたらいいと思います」