禁止薬物陽性馬の発生を受け10日以降の開催を中止としていた岩手競馬は、24日の
水沢競馬場から再開する。18日に施行予定だった3歳秋の
チャンピオンシップシリーズ最終戦であるダービー
グランプリは12月10日に行われることになった。
【達増拓也 岩手県競馬組合管理者コメント】
「3頭目の禁止薬物陽性馬の発生を受け、11月10日(土)から19日(月)までの6日間の開催を取り止め、公正な競馬を開催できる体制が構築されたと判断した段階において、再開することとしておりました。
今般、警備体制の強化等の再発防止策を着実に実施するほか、
水沢競馬場在厩馬の出走予定馬を全頭検査し、陰性と確認できた馬のみを出走させることから、公正な競馬を開催できると判断し、11月24日(土)からの第8回水沢競馬を予定どおり開催します。
競馬組合としては、引き続き公正競馬を確保するため、職員及び厩舎関係者が強い意志を持ち一丸となって再発防止策に取り組むとともに、魅力あるレースを提供し、ファンの皆様、競馬関係者の皆様、そして、県民の皆様の信頼回復に努めて参ります」