25日、東京競馬場で行われた
ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、スタートを決めて2番手につけた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
アーモンドアイ(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)が、直線で逃げる4番人気
キセキ(牡4、栗東・
中竹和也厩舎)をキッチリと捕らえ、最後はこれに1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分20秒6(良、日本レコード)。
さらに3.1/2馬身差の3着に2番人気
スワーヴリチャード(牡4、栗東・
庄野靖志厩舎)が入った。なお、3番人気
サトノダイヤモンド(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)は6着に終わった。
勝った
アーモンドアイは、父
ロードカナロア、
母フサイチパンドラ、
その父サンデーサイレンスという血統。圧倒的な強さで史上5頭目の牝馬3冠を達成し、古馬初対戦となるここでも従来の記録(2分22秒1)を1秒5も上回る衝撃的な日本レコードで完勝。牝馬最強から日本最強の座へと駆け上がった。
3歳牝馬による
ジャパンC制覇は、2012年の
ジェンティルドンナ以来、史上2頭目。鞍上の
C.ルメール騎手はこれで今年のGI・7勝目となり、
JRAの年間GI勝利記録を更新した。
【
C.ルメール騎手のコメント】
もう素晴らしい以外の言葉が出てこないですね。ペースは速かったですが、ずっと
リラックスして流れに乗っていました。
キセキは強い馬で、(直線でも)全然止まりませんが、残り300mまで我慢しました。ゴールまでよく頑張ってくれました。まだ3歳馬です。今後どこに行くかはわかりませんが、とにかく素晴らしかったです。
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ジャパンCダイジェスト>
※
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