2018年
ジャパンC(GI・東京芝2400m/天気:晴/馬場:良/14頭立て)
6番
サンダリングブルーが出遅れて最後方。1番
アーモンドアイはスタートを決めた。8番
キセキがハナを切り、
アーモンドアイ、13番
ノーブルマーズ、10番
ガンコ辺りが続いて1コーナーへ。
2コーナーにさしかかったところで、
キセキのリードは2馬身ほど。
ノーブルマーズが2番手、その内に
アーモンドアイがいる。1馬身差で
ガンコ、直後に11番
スワーヴリチャード、その外に14番
ウインテンダネスが続く。1馬身半差で2番
ハッピーグリンと9番
シュヴァルグラン。
1馬身半差で3番
サトノダイヤモンド、半馬身差の外に7番
サウンズオブアース、さらに1馬身差で4番
サトノクラウン、その外に12番
カプリが続く。3馬身開いて5番
ミッキースワロー、その外の
サンダリングブルーが最後方となった。1000mの通過タイムは59.9秒。
キセキがリードを保って3コーナーへ。
アーモンドアイは2番手に上がった。
スワーヴリチャードも
アーモンドアイをマークしたまま好位を追走。その後ろに
シュヴァルグラン、
サトノダイヤモンドなどが続いて最後の直線を迎える。
直線に入り、逃げる
キセキを
アーモンドアイが追う。3番手には
スワーヴリチャードが浮上したが、前2頭との差を詰められない。その後ろでは
シュヴァルグランと
サトノダイヤモンドが叩き合っており、後方からは
ミッキースワローが脚を伸ばしてきた。
残り200mを切ったところで、
アーモンドアイが
キセキを交わし先頭に躍り出た。懸命に食い下がる
キセキと、3番手
スワーヴリチャードとの差は大きく、この時点で大勢は決した形に。最後は
アーモンドアイが
キセキに1.3/4馬身差をつけてゴール。3冠牝馬が古馬も圧倒する結果となった。
2着
キセキから3.1/2馬身差の3着は
スワーヴリチャード。4着は
シュヴァルグラン、5着は
ミッキースワロー。
サトノダイヤモンドは6着だった。
勝ちタイムは2分20秒6(良)。従来の記録(2分22秒1)を1秒5も上回る驚異的な日本(世界)レコードとなった。3歳牝馬による
ジャパンC制覇は、2012年の
ジェンティルドンナ以来、史上2頭目。鞍上の
C.ルメール騎手はこれで今年のGI・7勝目となり、
JRAの年間GI勝利記録を更新した。