ノーザン
ファームしがらきで調整中の
サートゥルナーリアは
ホープフルSを目指して近日栗東トレセンに帰厩予定です。
「坂路でも収縮状態で12秒台で走ってくるんです。こういう馬はなかなか見かけません」と
サートゥルナーリアの走りっぷりを振り返る辻野助手、話しているだけで嬉しそうです。
“まだまだ底が見えない”というのが、陣営の
サートゥルナーリア評です。
「仕掛けてからも、ギアのある馬ですね」(辻野助手)
前走の萩Sはホント調教がわりのようなレースでした。
「萩Sは負担なく勝てました。調教もレースも2歳馬らしからぬ動きをしてくれていました。オープン特別でしたが、通過点なのかな、という気持ちでいたので期待どおりのレースをしてくれました。そして、ミルコが我慢させる競馬をしてくれました。これは今後に繋がると思っています」(辻野助手)
サートゥルナーリアへの期待は「お兄ちゃんたちも偉大だったが、それに追いついて追い越すだけの資質は感じますね」(辻野助手)という言葉にも表れていました。年末が楽しみです。
そして、
タニノミッションは抽選対象ですが来週の阪神JFへの参戦を表明しています。
「リフレッシュ放牧後、丸みのある体で戻ってきました。先週から時計を出し始めています」
今週は浜中騎手を背にCWコースで追い切られ、3頭併せで最先着しています。
「ジョッキーは引っかかるイメージも思ったより乗りやすかったと話していました。デビュー戦前も調教足りないかな?という状態であっさりと勝ちましたしね。なんとか抽選を突破してお母さんと同じ舞台に立たせてあげたいです」(辻野助手)
(取材・文:花岡貴子)