2015年の
神戸新聞杯(GII)勝ち馬
リアファル(牡6、栗東・
音無秀孝厩舎)は、右前脚繋部分の屈腱炎のため現役を引退。5日付で
JRAの登録を抹消された。今後は、北海道安平町のノーザン
ファームで乗馬となる予定。
リアファルは
父ゼンノロブロイ、
母クリソプレーズ、
その父エルコンドルパサー。兄姉にGI馬の
クリソライト、
マリアライトがいる血統。キャロットクラブの募集馬で、募集時の価格は5000万円(一口12.5万円)。
デビューから6戦はダートを使われ、2015年の兵庫CS(JpnII)2着など活躍。初めての芝のレースとなった7戦目の
マレーシアC(1600万下)を制すると、続く
神戸新聞杯も連勝して、重賞初制覇を飾る。さらに続く
菊花賞(GI)では1番人気に推されたが、
キタサンブラックの3着と敗れた。
2015年の
有馬記念(GI・16着)以降は、腱鞘炎などで2度に渡る長期休養を挟みながら現役生活を送ったが、不振が続いた。今年8月の
BSN賞(OP・4着)がラストランとなった。
通算成績は16戦4勝(うち地方1戦0勝)。獲得賞金は1億5010万5000円。