16日に阪神競馬場で行われる
朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)。阪神芝1600m外での施行となってからの全4回、
ステップレース別に分析していこう。
最多となる3回の馬券絡みは、
デイリー杯2歳Sと
京王杯2歳S。
ベゴニア賞とサウジアラビア
ロイヤルCが2回で、あとは、いちょうSと新馬戦が1回ずつとなっている。
ただし、
デイリー杯2歳S、
京王杯2歳Sから勝ち馬は出ておらず、どちらかといえば連勝系馬券の軸として信頼したい
ステップだ。ベコニア賞組は2頭出走して、ともに連勝を決めている注目
ステップだが、残念ながら今年の勝ち馬
アントリューズは不出走。
注目の
グランアレグリアはサウジアラビア
ロイヤルCからの参戦。この
ステップは1-1-0-2で、昨年は
ダノンプレミアム、
ステルヴィオがワンツーを決めている。
ケイデンスコールは
新潟2歳Sからの休養明け。過去4年でこの
ステップを選んだ馬はいないが、14年に
札幌2歳Sから参戦した
ブライトエンブレムが2番人気7着と期待を裏切っている。
14年の
クラリティスカイがいちょうSからの
ステップで3着した以外、前走オープン特別から馬券絡みはゼロ。4〜6番人気に支持された馬も4頭いてのもので、基本的には王道の重賞路線を歩んでいる馬vs昇級組の勢い、という構図のレースと考えて良さそうだ。