平成最後の開催となる第63回
有馬記念にちなんで、netkeiba.comでは、特別
アンケート「みんなの声で決めよう! 平成最強の
有馬記念馬」を実施中。12月13日12:00時点で5,700人の声が集まり、1,717票を集めた
オルフェーヴルが1位、894票を集めた
ディープインパクト2位と抜け出ている。今回は、僅差で3位争いをしている2頭に注目したい。
その2頭とは、平成29年の勝ち馬
キタサンブラックと平成5年の勝ち馬
トウカイテイオーである。前者は
武豊騎手で有終の美を飾ったことは記憶に新しい。後者は1年の休養明けで勝利。奇跡のレースとして、今もなお語り継がれている。今回は、そんな2頭に集まった競馬ファンの声をお届けする。
【3位
キタサンブラック 384票】
「他にも甲乙つけがたい馬ばかりですが、四コーナーを回ってからの抜かせないしぶとさは歴代トップクラスだと感じます。
ディープインパクトや
オルフェーヴル、
ナリタブライアンでも届かなかったのではないのか! と思います。」
「最強馬に相応しい堂々たる逃げ。他馬を従えて先頭をゆく様に感動しました。 あれをされたら他の馬は勝てないでしょう。」
「自分の競馬がしっかりできて最後まで一生懸命に粘る
キタサンブラックが1番好きでした。」
北島三郎さんが馬主ということで知られる
キタサンブラックだが、先行して後続馬を封じ込める盤石のレースぶりに支持が集まった。他には
武豊騎手とのコンビが好きだったという声もよく聞かれている。
【4位
トウカイテイオー 366票】
「
有馬記念惨敗から1年ぶりのレースが
有馬記念! 豪華メンバーをなぎ倒したあの強さ! あれほど劇的な
有馬記念勝利は2度とないとまで思える。」
「今でこそ休み明けでも普通にGI勝つ馬がいるけど、当時は1年ぶりのレースを勝ったのは奇跡に近かった。競馬で感動して泣いたのは後にも先にもこれだけ。」
「強くなっていた
ビワハヤヒデに、真っ向勝負で負かしたのは
トウカイテイオーのみ。それも1年ぶりの実戦で
有馬記念の強さのインパクトでは
ディープインパクト、
オルフェーヴルに負けてない。」
当時の
有馬記念には
ジャパンC馬
レガシーワールド、ダービー馬
ウイニングチケット、
菊花賞馬
ビワハヤヒデ、など好メンバーが揃っていた。予想をするうえで多くのファンが気にする「1年の休養明け」という不安を払拭した走りは多くの競馬ファンの心を掴んだ。
その他24頭にもそれぞれの声が多く集まっているように、
有馬記念の勝ち馬は競馬ファンの思い出に残るドラマ性があるのだろう。平成最後の
グランプリとなる今年は、過去の名馬に並ぶドラマが待っているのだろうか。発走は12月23日(日)15:25。
現在、特集ページ内にて「平成最強の
有馬記念馬は?」と題して
アンケートを実施中です。平成30年間で最強の
グランプリホースはどの馬か。あなたの1票で順位が入れ替わるかも!? 投票をお待ちしています!